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着物1 (2006.2.17掲載)
母に頼んで置いた私の小さな頃の着物。
あれこれ引っ張り出してみました。
まぁ〜〜出るわ出るわ・・・。
これら以外にも有りましたが・・・
これはお七夜の時に着たのかな?
衿の所におっぱいのシミの跡が有りました。
この着物、我が家の家紋の揚羽が描かれているのでこの生地を選んだそうな。

眺めていると・・・涙が溢れてきます。
沢山の着物を用意してくれた母方のおばあちゃん、これらの着物を大事に保存してくれていた母に心から感謝です。
それ程裕福な家庭ではなかったという事なのに・・・無理をしてこれらの着物を用意してくれたんだろうと思うと胸が熱くなりました。
他にも沢山の孫が居たのに・・・
兄にも同じようにおばあちゃんはしてくれたと・・母から聞いて・・・
私達子どもが生まれた事を喜び気持ちだけでもと言いながら仕立ててくれた事にほんとに愛されて育てて貰えたんだと・・・。
私が子ども達の孫に・・・同じように出来るだろうか?
頑張らなくちゃね。。。

きっと小さな私を大事そうに抱えて沢山の人が喜びでいっぱいの顔をして眺めたのだろうと思うと・・・生きている事に愛されて育てて貰った事に感謝の気持ちでいっぱいになります。
これと 4の着物を持ち帰る事にしました。

残念だったのが・・・帯がやはり探せ出せなかった事。
またどこかに有るはず・・・秋までには探さなくちゃと・・・母にお願いして来ましたが・・。
きっと・・・ないだろうな。まっ・・他で探すか私の帯を改造するかですね。